巻配信と話配信の違い
コミックサイトには巻配信と話配信に分かれた作品が多数あります。この違いについて解説していきます。
巻配信とは
巻配信の作品はこのように1ページ全体を表示して読書することができます。
通常の書店で販売されている単行本と同じ話数が収録されています。1ページ全体を表示して視聴することができます。
紙媒体の単行本から電子書籍に移行する場合はこちらのページ読みできる巻作品を選ぶ方が良いです。コマ読みに対応した話作品は紙媒体から移行した人ほど、違和感を感じる読み方になると思います。
巻配信の良いところ
- ページ全体表示で内容を把握しやすい
- 1巻収録分を全て読める
- 紙の単行本に近い感覚で読める
一気に作品を読めるので満足感が高いです。話作品だと1話、1話をチマチマ読むことになるのでストレスが溜まる人もいるかもしれません。特に紙の単行本から電子書籍に移行する場合は巻配信を選ぶようにしましょう。
話配信とは
話配信の作品はこのようにコマ表示してコマごとに読書をするようになります。中にはバラ売りタイプがありコマ表示ではなく、ページ表示の場合もあります。
話配信の作品は1巻分をいくつかに分冊しており配信されています。基本的に1話ずつに分冊して配信。そのため1冊の値段は非常に安いです。
ただし、1巻分に収録されている話数を購入すれば巻と同等の価格になるので巻よりお得になるわけではありません。
例
1巻に5話が収録されている場合
- 話作品の1冊分の価格:80円(1話分)
- 巻作品の1巻分の価格:400円(5話分収録)
結局同じ、話数分を購入すれば巻作品と同等の価格になります。そのため話作品、巻作品を読むかは閲覧方式による違いや管理のしやすさなどを考慮すると良いです。
話配信の良いところ
- 1冊自体が低価格
- 1コマを大きく読めるので文字が読みやすい
- 読み忘れた話だけ購入することも可能
1話ずつ分冊して販売されているので1冊の価格は非常に安いです。またコマを拡大表示して読めるので小さい文字も読みやすいですね。
ちなみにお気に入り漫画を週刊誌で読んでいる方も読み忘れた回があれば話配信を利用してピンポイントで読むことも可能です。